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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年3月14日付け

 各派が公表した文協評議員支持立候補者リストや公約だが、それぞれ特徴があり面白い。一世中心の『文協再生グループ』は完全に日ポ両語と具体的な公約付き。『体制支持グループ』は、説明部分は両語だが、立候補者の略歴はポ語のみ。いつも一世軽視を指摘されるが、やはり配慮にかける部分も。『チェンジ文協』は小川彰夫代表の合理的考え方からか、すでに印のついた投票用紙、投票に関する注意、小川代表の連絡先まで記載。もろろん、日ポ両語だ。これも一つの判断基準か。
     ◎
 「不況とはいえ、惨めな気持ち」―。十二日に在聖総領事館公邸であった大部一秋総領事の着任レセプションのメイン料理だった牛丼を見て、ある参加者は安さが売りの全国チェーン店「『吉野家』を思い出した」と残念な様子。他にも鳥の唐揚げやちらし寿司があったが、総領事公邸で振舞われる料理だけに、期待しすぎというもの。確かに公邸で牛丼というのも不釣合いな気がするが…。
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 今月四日の文協シネマ後に上映された飯塚諒さん(23)の自主制作映画「靄(もや)の中」(六十分)の二度目の上映会が十九日、国際交流基金サンパウロ日本文化センター(Av.Paulista,37-1o andar)の日本映画上映会「いつでもシネマ(Sempre Cinema)」後の午後五時十五分から特別上映される。母子家庭の母親殺しの物語。入場無料、ポ語字幕無し。