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遺伝子組み替えトウモロコシ=初の収穫が始まる=生産原価4%減、収穫9%増
ニッケイ新聞 2009年3月31日付け
南リオ・グランデ州ポルト・アレグレから四百四十キロのジョーイア郡タルマン農場で二十一日、ブラジルで初めての遺伝子組み替え(GM)トウモロコシの収穫を開始と二十二日付けヴァロール紙が報じた。
種子はモンサント産で〇八年、栽培が正式に許可された。まだ栽培は試験段階で、植付けは、五種類を在来種二十七種と比較するため三・五ヘクタールのみに行った。
生産者のジョアン・ドミンゴス氏は、栽培が簡単で収穫量は九%増、生産コストは殺虫剤が不要なため四%減で上々の成績に気をよくしている。来年は五百四十ヘクタールの九〇%を、GMにするといっている。
害虫の被害はなく収穫差は一ヘクタールで一トン、三百レアルを余計に穫れる勘定。来年は同州でGMが、百四十万ヘクタールが栽培される予想となっている。