ニッケイ新聞 2009年3月31日付け
モジ・ダス・クルーゼス文化体育協会(中山喜代治会長)主催の「第二十四回秋祭り」が四月十日から三日間、今年も同文協(Av.Japao,5919,Porteira Preta)で盛大に開催される。
昨年百周年を迎え、日本移民を受け入れてくれたことに感謝を込めて、今年のテーマは「ありがとうブラジル」。パビリオンでは、ブラジルで大切に伝承されてきた日本文化の展示や体験コーナーを設置。その横では、農作物の品評会、自動車の展示も行われる。
多くのファンがいるという灯篭流しは、十一日の午後六時から同会場の外にある池で行なわれ、千個の灯篭が幻想的な夜を演出する。
またヤキソバ、うどん、餃子など二十五のバンカが並び婦人部のメンバーらが腕を振るう。四千人が座れる食堂が準備され、小物やおもちゃなどの四十二のバンカも出店される。
枝木祐二文協副会長は、「毎年八万人近くが来場する秋祭りは、県連の日本祭りに次ぐコロニア最大イベントの一つ」と自信たっぷりに話し、一緒に来社した幸村秀樹ペドロ同市議、渋谷仁評議員会長は、「この秋祭りのために一年かけて準備して、みんな張り切っています。多くの人のお越しをお待ちしています」と来場を呼びかけた。
午前十時から午後十時まで。入場料は一人六レアル(七歳以下、六十歳以上無料)。駐車場あり。問い合わせは電話(11・4791・2022)、サイト(www.akimatsuri.com.br)まで。