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CNT/Sensus調査=PT政権評価が低下=ルーラ個人は高率を保つ

ニッケイ新聞 2009年4月1日付け

 CNT/Sensus調査会社は三月三十日、ルーラ大統領に対する個人評価が三月に八四%から七六・二%へ下がったと発表したことを三十一日付けジアリオ・デ・コメルシオ紙が報じた。個人評価で不合格とするが、一二・二%から一九・九%へと増えた。
 ルーラ政権に対する評価も、七二・五%から六二・四%へ下がった。これらは、金融危機による失業と所得低下が大きく影響したものと同社は推測している。しかし、個人評価は相変わらず高率を保っている。
 また大統領候補では、ロウセフ官房長官が三・六%でネーヴェス知事の二・九%を追い抜いた。しかし、長官は堂々と全国遊説をしており、知事はまだ意思表示も名乗りも挙げていないので、今後の展開は分からない。