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高齢者の転倒骨折増加傾向
ニッケイ新聞 2009年4月1日付け
保健省が、転倒などによる大腿骨骨折で公立病院に入院した高齢者は、二〇〇〇~〇七年に三七%増え、二四二三人になったと発表した事を三月二十九日付フォーリャ紙が報じた。
骨粗鬆症を起こした大腿骨は、転倒などで折れ易い骨の代表格。入院増加率は同期間中の高齢者増加率三〇%を超えており、道路整備や飲酒を減らす、段差を無くす、階段に手すりをつける、高い所に上らないなどの工夫も必要だ。