ニッケイ新聞 2009年4月4日付け
サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)の進める福祉センター建設に対し三月二十七日午後、沖縄県人会の琉球芸能イベント「さんしんの日」実行委員会から千レアルの寄付が届けられた。
知念直義実行委員長と島袋安雄さんが援協事務局を訪れ、三月一日に開催した同祭の収益金の一部を、同県人の具志堅茂信事務局長に手渡した。
島袋さんは、「同世代の人たちが、立派な建物を作ろうと頑張っていて、ほんの一部だけど応援しなきゃと思ってね。みんなのために(頑張ってくれて)ありがとう」と述べた。
具志堅事務局長は、突然の寄付に感謝を表しながら、「外見だけが立派でもしょうがない。ちゃんとした魂入れられるように頑張らなくてはいけないですね」と表情を引き締めていた。