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中銀総裁=低金利時代が来る=不労所得は過去の夢に
ニッケイ新聞 2009年4月7日付け
中央銀行のメイレイレス総裁は四日、全国民に告ぐとして「引き続き投資を仰ぐため、ローンの金利を下げない。政策金利の引き下げは経済全般が潤うものであり、不労所得の夢は過去のものになる」と通告したことを五日付けエスタード紙が報じた。
金利の先物が暴落しているように、ポウパンサ(貯蓄投資)のTR(参考金利)プラス六%は、政策金利引き下げの障害となっていた。しかし、ヘソクリなどの小口投資は、国民の貯蓄意欲を削がないための聖域という見方を変えないという。
小口投資家は金融市場を知らないため、大口投資家とは別々に扱う。小口投資は、長期にかぎり六%を守る方針を検討中。一方でブラジル経済は長い間、低金利時代を待望していた。
ブラジルは、低金利時代を迎えて生活スタイルが変わる。これまでは高金利で批判され、これからは低金利で批判される。貯蓄を奨励しながら、経済も盛り上げる。やがて安定経済に入り、経済不安を心配しなくなると総裁はいう。