ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

高速鉄道=入札基準つめに入る=140億ドルに予算増加

ニッケイ新聞 2009年4月9日付け

 過去十年で最大とされる高速鉄道構想の百十億ドルに上る入札基準の詳細が近日決まり、発表の見込みと運輸省が表明したことを六日付けヴァロール紙が報じた。
 高速鉄道の架設は、ブラジルの工業や建設業、運輸業のプロフィールを変えるものと期待されている。営業方式や需要見通し、経済的効果、投資計画と管理などのプロジェクト立案は、英コンサルタントのハルクロー社が担当した。当初の見積もりは百十億ドルだったが、同社が提出したのは百四十億ドルに膨れ上がっていた。
 入札に参加する企業連合は、ゼネコンや銀行、投資ファンド、政府のクレジット関係者などで組織されている。総工費の七五%は鉄道の架設費、二五%が車両機器など。
 食指を動かしているのは、仏のアルストンと独のジーメンス、日本の三井を中心とする企業連合、韓国国有鉄道、中国CRM、伊のアンサルド・ブレダなど。
 二〇一四年のサッカーW杯までの完成を目指しているが、準備と決定までに手間取った。最悪の場合は、サンパウロ市とリオ間だけでもという声がある。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button