ニッケイ新聞 2009年4月10日付け
ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)は今年もリオデジャネイロ観光を兼ねた「杉村濬公使の墓参旅行」を五月十五日から十七日まで行うにあたり、参加者を募集している。
杉村公使は岩手県出身で日本移民の導入に貢献、駐伯三代目日本公使として活躍し、一九〇六年にリオで死去した。
岩手県人会が中心となって昨年、会創立五十周年と日本移民百周年の記念事業としてリオ市の同公使墓碑を改修落成した。旅行では墓参のほかポン・デ・アスーカルやコルコバードを見学。また今年初めて、同公使の公邸跡を訪ねる予定だ。
十五日午後十一時にリベルダーデを出発、十七日午後八時頃に帰聖予定。ホテル、バス、見学費用込みで一人三百二十レアル。満員になり次第受付け締切り。申し込みは同会事務局(11・3207・2383)まで。