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今年もやります「屋台祭り」=4県自慢の味楽しんで=26日

ニッケイ新聞 2009年4月16日付け

 「県やブロック越えた繋がりを持とう」――。愛知、和歌山、大分、滋賀の四県人会による『屋台まつり』が、二十六日午前十時半から午後四時までリベルダーデの愛知県人会館(Rua Santa Luzia,74)で開催される。
 昨年は百周年で各県多忙だったため開催されなかった同祭は、約五百人が集まる人気イベント。二年ぶり第十回目となる今年も、各県人会の会員が腕まくりをして郷土の味を提供する。
 愛知県は毎回好評の「味噌串かつ」、サクサクの「かき揚風天ぷら」のほかに、持ち帰り用の白餅を販売。
 和歌山からは県連日本祭でも約四千食を売上げた「関西風お好み焼き」。美味しいと評判の特性ソースは手作りのものだ。
 母県から取り寄せるシイタケとパラグアイからの一切不純物が入っていない小麦粉を使用し風味豊かに仕上げた「ダンゴ汁」、選び抜いた地鶏を使った「トリ飯」、「牛たたき」を提供するのは大分。
 そして今回初参加する滋賀は、たっぷり煮込んだ「ハンバーグカレー」を提供する。
 愛知の豊田瑠美会長、和歌山の木原好規会長、大分の伊東信比古理事、滋賀の山田康夫会長が案内のために来社。「家族、友達とぜひ来場してください」と呼びかけている。
 会場では映画鑑賞とカラオケができるほか、愛知県人会員による手芸品などを販売する。なお、十一月十五日にも同四県で今年二回目となる屋台まつりを開催する予定。