ニッケイ新聞 2009年4月17日付け
生活家電専門店のカーザス・バイアは十五日、債務不履行が激増したため、これまでローンの滞納に与えた九十日の猶予期間を八日に縮小することを決定と十六日付けジアリオ・デ・コメルシオ紙が報じた。
同店は国内十州に五百店を展開し毎日、四万人から五万人にローンで販売。集金課には五百人が待機し月間、二万五千件の滞納者を訪問。債務不履行は、全ローンの八%から一〇%に上る。
家電店ではローン滞納客から売却した商品を回収し最点検の上、割引いて再販をする。店に並んでいる商品は、全部が新品ではない。顧客の手に一度渡った商品を、再塗装と修繕をして売ることもあると集金専業会社CCMCCのパウロ・サントス氏が明かした。