ニッケイ新聞 2009年4月17日付け
ルーラ大統領の社会福祉政策は、簡易住宅や生活家電の廉価供給だけでなく、「貧乏人もプールで水泳を」計画も含まれていることを十六日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
これはラジオ・グローボの取材に答えたもの。「これまで貧乏人は、テレビでプールを見るだけだったが、今月末にはリオの貧民街にプールが完成する」と明かした。第一号はスラム街アレモンに予定されている。
ルーラ大統領の後継とは、とてつもなく大きな使命を負うものだという。このような使命を負わされたロウセフ官房長官の二〇一〇年の大統領当選は、全ブラジル人の応援如何にかかっていると述べた。
二〇一四年の大統領選に、再選を目指して立候補する意志のないことを大統領は表明。「王は任期終了で死に、任を終える。死んだ王が復帰することはない」と宣言。
建設業者に簡易住宅を造れと命じたら、二十万戸ならという。「百万だ。やる気があれば、できる」と怒鳴りつけた。野党は小切手税を取り上げて、鬼の首を取ったと思っている。政府は、住宅や診療所を建てる金は捻出すると怪気炎。