ニッケイ新聞 2009年4月17日付け
治安問題は一筋縄ではない。「鳥を撃ちに来ている」「木の上の蘭を探している」などと家の近くまで近寄ってくる人が危ないと大浦文雄さん。さらに「個人で警備の仕事をしているのは、強盗側のスパイの可能性もある。警備を頼むなら、警備会社と契約する」とも。家の入り口で賊に囲まれ、家の中の家族に自分の相手が強盗だと伝える時、相手が日本語がわからないと思って「ドロボウ」という言葉を符号にしようと思っても、日本人馴れした犯人なら知っていて、怒り出すこともあるので要注意だとか。あと「使用人は信用しても、その子供は別」だとも。悪い友人に情報を漏らして、パトロンを襲わせることもあるとか。
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文協選挙で一度は会長候補に有力視された吉岡黎明氏。救済会やISECの会長のうえ、その手腕にも疑問符がつき、木多喜八郎氏が選ばれた。二人とも「誰もやらないなら、やってもいい」と取材に答えていることから、〃消去法〃で選ばれたイメージは否めない。さて、諦め切れないのか吉岡氏、十五日のシャッパ提出時に文協事務局をウロウロ。何の候補にもなっていないのに、何故か木多、栢野定雄氏と一緒にシャッパを提出、取材記者らの写真に収まった。もしかして二年後に向けての予行演習?
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当地でおなじみのグァラナジュースだが、日本では北海道で純粋な国産品が限定販売されているほか、ブラジル人集団地の群馬県などでもブラジル直来のグァラナ液体を詰めなおしたものなどが売られている。日本では「ガラナ」と呼ばれ、国産には大手のキリン商品から、「熊出没注意コアップガラナ」など十種類以上。「じゃがチュウガラナ(酎ハイ)」などアルコール飲料まで。当地に逆輸入して「ピンガ・ガラナ」はどう?