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キャリー・トレード=日本で調達、対伯投資=金利差10%目指して投機
ニッケイ新聞 2009年4月23日付け
金融危機が悪化して七カ月目、ようやく短期金利やブラジル株にキャリー・トレード(日本などの低利国から資金を調達し、ブラジルのような高利な国へ投資する取引)と呼ばれる外資の復帰が見え始めたと外資系銀行が明らかにしたことを二十二日付けフォーリャ紙が報じた。
往時と比べるとまだ慎重だが、日本とブラジルの金利差は一〇%ある。金融取引は金利差益から為替差損を差し引いて、利益が上がれば買いに入る。ブラジルの為替はほぼ安定し、リスクは少ないと見られている。
仮に対ドルで一・六〇レアルであった昨年八月に買いに入り、二・四〇レアルとなった十月に売った人は、一ドル当たり〇・八〇レアルを損した。また三月の二・四〇レアルで買いに入った外国人投資家はいま、二・〇〇レアルで売れば、為替差益〇・四〇レアルと金利差で儲かる。