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援協福祉センター=「不景気だけど協力させて」=セアザ企業から1万レ

ニッケイ新聞 2009年4月24日付け

 サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)が建設を進める福祉センターに、セアザに拠点を置く事業主で構成される組合「SINCAESP」の日系二十七企業から二十三日、合計一万二百十レアルの寄付が届けられた。
 代表でロブソン・コリンガ組合長、井上久弘組合長補佐、古賀オズワルドさんの三人が午前十時に援協本部を訪れ、二十七企業が寄付の署名をした「リブロ・デ・オウロ」を森口会長に手渡した。
 セアザも不況の打撃が小さくない。「昔はもっと日本人もいたし、今は不況で難しい状態だけど、何か手伝わせてもらいたいと思って」と井上組合長補佐。自主的に地元日系企業らが声を掛け合い、今回の寄付に至った。
 森口会長は、「その心がとても嬉しいこと。頂いた温かい気持ちを大事に、これからも頑張っていきます」と感謝を述べていた。