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ソフトで世界5位=国内市場はインドを凌駕

ニッケイ新聞 2009年4月28日付け

 ブラジルはソフトウエアで世界五位の魅力ある投資国と見られていると十六日付けヴァロール紙が報じた。〇七年のソフト輸出が八億ドルであったのが、〇八年は十四億ドルへ飛躍した。
 国内のソフト市場は、世界一のインドを凌駕と、ITのATKaearney調査が明らかにした。総売り上げではタイ、マレーシア、中国、インドに次ぐ。
 ルーラ政権は四年前、重税と言語力で劣るブラジル・インフラの中でソフト奨励政策を打ち出した。世界のソフト地図にも載らなかったブラジルのソフト業界は、政府の支援で急成長をした。
 そのためにクリチーバのHSBC技術センターが活躍。ソフト企業は次々に、米石油メジャーと契約を結び、ソフト開発に精を出した。またレシフェのデジタル・ポートでは、モトローラの携帯電話ソフトのテストを担当している。