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アマゾン移住80周年=マナウスで日本食ワークショップ=すしを通して日本に触れる

ニッケイ新聞 2009年5月1日付け

 日本人アマゾン移住八十周年記念祭典委員会は四月十七、十八日、アマゾナス州マナウス市の西部アマゾン日伯協会会館で、「第二回日本食ワークショップ」を開催した。計八十人が参加し、すし作りを通して日本の文化に触れた。

 同イベントはアマゾン移住八十周年記念事業の一環で、日本食文化の特徴と歴史やその背景、作法等を通じて、日本文化をより深くブラジル人に習得してもらうことが目的。
 ワークショップは二日間で計四回開催され、それぞれ二十人、計八十人が参加した。ほとんどが非日系のブラジル人。すし作り初体験の人も多く、学生から高齢者まで幅広い層が訪れた。
 在マナウス日本国総領事公邸の料理人、ルイス・モトヤ・ニシワキさんから解説を受けながら、参加者はブラジル人にも人気の高い「カリフォルニア巻き」と「エビ手巻き」の二種類に挑戦。終了後は、ぎこちない手つきながらも、自らが作ったすしを嬉しそうに頬張っていた。