ニッケイ新聞 2009年5月5日付け
ニッケイ新聞が刊行した百周年記念写真集『百年目の肖像~邦字紙が追った2008年』(八十レアル)は、先月二十三日の発刊式以来、好評のうちに三千冊近くを販売、もしくは委託販売先に送り出した。
皇室に献上することが決まったほか、麻生太郎総理大臣(日伯議連会長)、河村建夫官房長官(同議連幹事長)にも献本することになった。また、海外日系人協会(塚田千裕理事長、本部=神奈川県)が委託販売を引き受けてくれたことで、日本のブラジル関係のみなさんに手にとってもらえるようになった。
と同時に、次々に読者から感謝の手紙が届いており、編集部としても大きな反響に驚いている。
モジ在住の椎木・香西喜久子さんからも「これほど多くの日系人が美しい写真に納められている事に驚き、感動しながら、時の過ぎるのも忘れて見入りました」という手紙を受け取った。
カンピーナス、レジストロなどの地域では、すでに百冊以上で、予想以上の売れ行きを見せている。
定期購読者には特別に三十レアルで特価サービス中。購読者以外にもトランス・フォーリャ社により配達サービスをしているので、この機会にぜひ申し込んで欲しい。
配達料の目安としては▼サンパウロ市内なら六・八八レアル▼サンパウロ州内なら七・五〇レアル。以下の州都までの配達料は▼リオ、ミナス、パラナ、サンタカタリーナ州なら八・八三レアル▼ブラジリア、エスピリト・サント、南麻州、南大河州は九・二四レアル▼バイーア州は一八・四六レアル▼それ以外の州は一九・四十三レアル。
ちなみに、十冊まとめて注文すれば配達料はサンパウロ州内なら二七・六〇レアルになるので、一冊あたりにすれば三レアル弱となり、かなりお得。地元文協ごとにまとめて注文すれば、冊数に応じて配達料が割安になる。
なお、新規の購読契約者への一冊無料進呈サービスは、四日をもって終了した。今度、新規に契約しても従来の購読者同様に、一冊のみ三十レアルとなる。