ニッケイ新聞 2009年5月6日付け
在伯埼玉県人会(飯島秀昭会長)は四月二十五日午前十一時半頃からサンパウロ州アルジャー市にある飯島会長の別荘で親睦会を開催した。リベルダーデ広場からバスが運行され、会員ら約五十人が参加した。
同会では五日の定期総会で飯島さんが新会長に就任。会員の交流を深めることを目的に開かれた親睦会ではシュラスコを楽しみ、会長自らエプロン姿で料理をふるまう姿も。
昼食後に会合が開かれ、冒頭、七十二歳で亡くなった田口七良さんへの一分間の黙祷・遺族の紹介、会に尽力した人への花束贈呈などが行われた。
飯島会長は挨拶の中で「自分のミッションは何か、ブラジルにいて何ができるかを追求し活動する。ジャポネース・ガランチードを維持したい」と力強く宣言し、「みなの協力がなければ何も出来ない。共に光る埼玉県人会にしていこう」と会員たちに呼びかけた。
新事務所の活用や今後の集まりも呼びかけ、会員同士の交流を通して会の結束を高めたいとする意向を表わした。
その後はビンゴ大会も行なわれ、参加者一同で団欒の時を持った。埼玉県の旗を掲げての記念撮影を行い、親睦会は午後五時半閉会した。