ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

サンパウロ州=マメルコの母バルチラ=白人と先住民混血の先駆け

ニッケイ新聞 2009年5月9日付け

 「母の日」にちなんでサンパウロ州出身者の多くを占めるマメルコ(白人と先住民の混血)の〃母親〃は、先住民バルチラであると八日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。バルチラはポルトガル人探検家ジョアン・ラマーリョにとって唯一人の妻で、二人の間に生まれた十一人の子と子孫がサンパウロ州の〃マメルコの先駆け〃ともいえる存在だ。
 エヴァが人類の母ならば、サンパウロ州出身〃マメルコの母〃はバルチラといえそうだ。エヴァの系図は聖書に明記されているが、バルチラの系図はない。しかし、歴史にはジョアン・ラマーリョとバルチラの結婚が明記されている。
 エヴァは裸を恥じたらしいが、バルチラは裸を恥じることもなく暮らした。彼女はトゥッピー族出身で、トゥッピー訛りのポ語を話した。現在サンパウロ州を中心とする地方の四千万人が日常、話しているポ語がそれ。
 マルチン・A・ソウザ提督が一五三一年、ブラジルに到着した。同提督に随行したラマーリョとバルチラの恋が、サンヴィセンテで始まった。ラマーリョは、酋長で義父のチビリサーから娘婿として大事にされた。

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