ニッケイ新聞 2009年5月9日付け
国内外の代表的画廊が一堂に作品展示・販売を行なう「サンパウロ・アート展」(SPアルテ)が十四日から十七日まで、サンパウロ市イビラプエラ公園内ビエナル館(Pavilhao Ciccillo Matarazzo、住所=Parque do Ibirapuera,Portao3)で開催される。
「画廊のビエンナール展」と言われる同展。五回目となる今年は過去最多の八十画廊が参加し、それぞれ特色ある作品を展示し、即売する。うち二十は国外からで、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、ヨーロッパはスペイン、フランスなどからも参加する。
今年で二十八周年を迎える日系画廊「デコ画廊」(田口秀子主宰)は〇七年から同展に参加しており、今年で三回目。会場内の五十八番スタンドで展示する。
田口さんは「世界美術界でも珍しい作品、感動的作品が一堂に集まる素晴らしい国際展ですので、ぜひ散策かたがたご来場下さい」と呼びかけている。
開催時間は十四、十五日は午後二時から十時、十六、十七日は正午から午後八時まで。入場料は一般二十五レアル。
デコ画廊の出品作家は次の通り。(順不同、敬称略)=吉沢太、尾島裕、赤池完介、仁居樹美、鈴木亘彦、三梨伸、沖中ロベルト、海野良太、鈴木安一郎、谷口康史、草間彌生、木島孝文。
問合わせはデコ画廊(11・3289・7067)まで。