ニッケイ新聞 2009年5月21日付け
『第十四回レジストロ寿司祭り』(レジストロ日伯文化協会、RBBC=レジストロ・ベースボールクラブ、レジストロ市役所共催)が六月十三、十四日の両日、RBBC体育館(Av.Clara Gianotti de Souza,1500)で開催される。
同祭の名物と言えば、酢でしめたマンジューバの寿司。案内のために来社した滝内功文協会長と金子国栄広報担当理事は、「他じゃまず食べられないでしょうね。絶品ですよ」と太鼓判を押す。昨年は三千人以上がサンパウロ近郊から駆けつけ賑わったという。
今年のメニューはにぎり寿司(十貫ほど)、巻き寿司、刺身のほかにもヤキソバ、天ぷらなどが並ぶ。当日は文協婦人部(柳生てるゑ部長)やレジストロ連合婦人会(清丸米子会長)の会員が総出で腕まくりする。
今年は当日券よりも格安で前売り券を販売しているといい、「サンパウロ市よりも格安で新鮮な寿司が食べられるこの機会をお見逃しなく」と二人は来場を呼びかけている。
また今年初めて、会場に子どもが遊べる遊園地を用意するほか、薄型テレビやDVDが当たる抽選も行われる。ステージでは歌手の平田ジョーさんや地元和太鼓グループ、民謡、カラオケ、踊りなどのショーもある。
開催時間は十三日は午後六時から十一時、十四日は午前十一時から午後五時まで。入場無料。
にぎり寿司は十八レアル(前売り十五レ)、巻寿司とヤキソバは十レ(前売り八レ)。問い合わせは同文協(電話=13・3822・4144)またはメール(acnbrgt@itelefonica.com.br)まで。
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寿司祭りの前夜祭イベントとして六月八日から十二日まで、旧海外興業株式会社(KKKK)の建物で「レジストロ日本文化週間」が開催される。開催時間は期間中午前九時から午後五時まで。レジストロ文協、RBBC、同レジストロ市役所が共催する。
「寿司祭り」に合わせて三年前から行われるようになり、毎年好評を得ているという。日本食の料理講座や茶の湯、太鼓や折り紙のワークショップなど、子どもから大人までが参加できるプログラムが用意されている。
入場・参加無料。問い合わせは同文協まで。