ニッケイ新聞 2009年5月21日付け
北米ロサンゼルスにある日本人街リトル・トーキョー。笠戸丸以前の一九〇五年にはその名が定着しているというから、リベルダーデの大先輩。その顔と言われる「日米劇場」が不況のあおりを受けているという。世界日報によれば、昨年に比べてイベント数が半減、日本の歌手による興行も一件のみ。「存亡の危機」と地元からは心配の声が漏れているとか。
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松柏学園・大志万学院運動会。壁に「SETTAI(接待)」の案内が張られたコーナーでは、生徒らが手作りのゴマ煎餅やクッキーにほうじ茶を添えて来賓に対応。召し上がれ―との思いがけない日本語に少々ビックリ。同園ではもてなしの心を大事にしているようで、接待係の女の子は、「お茶の入れ方やお菓子の作り方、挨拶の仕方など色々なことを学べた」と満足げ。
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在日コリアンと日系ブラジル人の歴史を学ぶ連続講座「植民地百年、移民百年をどのようにつらねるか?」が神奈川県川崎市のふれあい館で来月六月十六日から、開講される。神奈川新聞が報じた。同市内で外国人登録者されている韓国・朝鮮籍は九千五百三十九人、ブラジル籍は千四百九人。「オールドカマー」在日コリアンと「ニューカマー」日系ブラジル人らが、新たな社会を形成しつつある。これまでお互いの社会が交わることはなかったが、「何故、この場所にいるのかということをいま一度考えることで、ともに生きる方法を探っていく機会に」と同館職員は話している。