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PMDB=岩塩下に食指動かす=CPI懐柔を交換条件に

ニッケイ新聞 2009年5月22日付け

 連立与党PMDB(民主運動党)は二十日、上院のペトロブラスCPI(議会調査委員会)を懐柔する代償として、岩塩層下油田開発にPMDBが推薦する人物を送り込む意向と二十一日付けエスタード紙が報じた。
 ペトロブラスが原油監督庁(ANP)と結託して会計基準を独自に変更したという脱税疑惑で、同公団役員らを白洲に引き出すCPIの設置が決まって以来、国会では構成メンバーや役職などを論議中。
 同CPIメンバーを、PMDB上議で固める考えのようだ。現在PT(労働者党)推薦のギリェルメ・エストレラ氏が、同公団開発部役員の役職にある。PMDBは同氏を下ろし、後任に配給部のパウロ・R・コスタ氏を同党推薦で据える考え。また配給部にもPMDB関係者を推す。
 これらの議会工作を仕切ったのは、レナン・カリェイロ上議(PMDB)のようだ。