ニッケイ新聞 2009年6月3日付け
池坊花展でのワークショップ。十五人が参加したが、ほぼ全員が初心者。講師の見本を真似しながら、苦心して仕上げた作品を手に持ち、笑顔を見せた。講師と一緒の記念撮影のサービスもあり、その場で当日の日付と場所を記してある写真を印刷、参加者には思い出の品となった。本人の体験だけでなく、家族や友人に伝えられるやり方に感心。
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今週からサンパウロ市は急激な冷え込み。洋服ダンスから、マフラーを引っ張り出したパウリスタたちも心なしか足早だ。街角でメランシアやアバカシーの切り売りをする売り子も開店休業、「寒かったら売れないよ」とお手上げの様子。今年の風邪は喉に来るとか。豚インフル対策然り、手洗いうがいはしっかりと。
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茨城県は経済情勢の悪化が日系ブラジル人らの生活に与える影響を把握するため、県議会に提出する予算案に調査費約二百五十万円を計上した。東京新聞が報じた。〇七年十二月現在の外国人登録者数によると、県内には一万一千四百七人が在住。調査はブラジル人約五百人を対象に、在住者が多い市町村のハローワークやブラジル人を雇用する企業などを県職員らが訪問する。対面方式で、仕事の有無や住居、子どもの就学、日本語の習得などの状況を聞き取るほか、行政に求める支援も尋ねるという。