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Cカードに独占疑惑=大手2社で94%占める
ニッケイ新聞 2009年6月9日付け
政府は六日、クレジット・カード市場の規正法を改正する意向であることを明らかにしたと七日付けフォーリャ紙が報じた。同市場はVisaNetとRedecardの二社が、市場シェアを九四%占めることから電子決済システムで業界を抑え、カルテル形成の可能性疑惑を持たれた。
中央銀行の調査から法務省経済局と財務省監督局は、ブラジルのカード・システムが二社に集中し、新進企業の参入を許さないことで疑惑を抱いた。調査によれば二社の営業利益は、Cardが六八・〇三%、Visaが六二・三%と他社よりも格別に高い。
二社は商店の信用取引を一手に握るばかりでなく、二百四十万戸に上る系列商店の借家料徴収も引受けている。それに並行してデータ・サービスやプロセス管理、特売のカード管理も行う。
電子マネーは二〇〇〇年から〇八年までに、八・七%から二一・四%へ普及。現在は、青空市や露天商からの買物にも電子マネーが使われる。Visaの大株主は、ブラデスコが三九・五%、ブラジル銀行が三二%、サンタンデルが一四・四%。Cardはイタウー・ウニバンコが五〇・一%を握っている。