ニッケイ新聞 2009年6月13日付け
一九五九年八月十三日にサントス港へ到着した第四回あるぜんちな丸の同船者会が、八月十六日午前十時よりリベルダーデの群馬県人文化協会会館(サンジョアキン街526)で開かれる。
同船者の内山住勝さん(群馬県人会長)、永山八郎さん(福島)、黒木美佐子さん(宮崎)、玉腰豊子さん(愛知)、林恵里(旧姓作道)さん(富山)らが五月二十九日に本紙を訪れ、参加を呼びかけた。
同船で渡伯した移住者は約七百四十人。コチア青年花嫁移民、若夫婦移民として渡伯した人も多かったという。
永山さん、黒木さん、玉腰さんらは今年金婚式を迎えた。玉腰さんは五十九年六月十四日に幼馴染と結婚し、十日後には船上の人となり「いずれ結婚しようと思っていて、新婚旅行夫婦だった」と思い出を語った。
同船者会が開かれるのは初めてのこと。会費は実費で、参加希望者は七月末までに申し込むこと。連絡先は内山さん(11・5012・7911または12・3931・6799)または永山さん(11・3167・3749)まで。