ニッケイ新聞 2009年6月17日付け
【レジストロ】レジストロ第五部ラポーザで五月十七日、伝統の第十六回同窓会が行われた。戦前に日本語学校の教師であった仁戸田庸吉郎さんの教え子たちによって、戦後になって同窓会として始まった。ラポーザの会館には仁戸田先生の教えと写真が飾ってある。
現在、当初からの同窓の会員はレジストロではわずか三人であるが、仁戸田先生の孫のニコラウス土井さんはサンパウロから毎年参加している。
会に参加した清水敏夫さんは「今回は予想したよりも少ない参加となったが、それでも六〇年代の始めに青年会の仲間であった友人と約五十年振りに会えて、懐かしく嬉しかった」と語った。
午後一時過ぎには会員が持ち寄った昼食を食べ、その後全員で会館前で記念撮影。午後四時頃、遠くから来た人達にも「また二年後に逢いましょう」と別れた。(清水敏夫さん通信)