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貯蓄投資へ預金殺到=ファンドからポウパンサへ

ニッケイ新聞 2009年6月18日付け

 中央銀行は十六日、政府が二〇一〇年のポウパンサ(貯蓄投資)基準変更を発表して一カ月以内に新規預金額が三倍に上昇と十七日付けフォーリャ紙が報じた。
 六月始めの七営業日だけで、ポウパンサの預金残高は、二十億千八百万レアル(一日平均二億八千八百四十万レアル)も増え、月間預金額で記録を更新した五月の預金総額十八億八千百万レアルを、さらに上回った。
 一方、同期間中のファンドからの引出しは、DIファンドが二十二億八千四百万レアル、固定利回り商品が十六億九千六百万レアルに上る。
 これは政策金利を下げるとの予測が広まった上で、実際に初めて一桁台に大幅に下げられたことを受け、ほとんどの投資ファンドの配当が、ポウパンサ以下になってしまったためと見られている。もしも、この勢いが六月一杯続いたら、ポウパンサの預金増額は六十億レアルに達しそうだ。
 銀行はポウパンサの六五%を、不動産ローンへ充当することが義務付けられている。同ローンへ貸し付けないと、ゼロ金利の強制預託金として中銀へ取り上げられる。
 ポウパンサ預金が優勢なため、銀行は不動産ローンで全部使い切れないでいる。ポウパンサ預金の筆頭は、連邦カイシャだ。二〇一〇年から五万レアル以上のポウパンサは課税対象となるため、それ以下の預金が列をなしている。

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