ニッケイ新聞 2009年6月20日付け
愛知県人会(豊田瑠美会長)は四人のソプラノ歌手を迎え、恒例の「第十七回愛知県人会コンサート」を二十七日午後四時から同県人会館(サンタ・ルジア街74)で開催する。サンパウロ・フィルハーモニー(山川健一代表)が共催。
愛知県人会の羽田宗義名誉会長、豊田瑠美会長、それに、指揮者の山川健一代表、歌手の祖父江厚子さん、松代博実さん、足立弘子さん、広川朋子さんらが、案内のため十五日に本紙を訪れ、「世界の歌を聴く機会です。ぜひ来場を」と呼びかけた。
県人会の中で唯一所有しているグランドピアノやオーケストラ演奏に合わせ、ソプラノ歌手が日本の名曲やオペラを歌う。日本人に馴染みの曲も多く、山田耕作作曲の「からたちの花」や、滝廉太郎作曲の「荒城の月」なども披露される。
広川さんらは「四人ともソプラノだが、それぞれの違いを聴いてください」と語った。
入場無料。主催者では、来場者に一キロの保存可能な食料の持参を呼びかけている。集まった食料は後日、こどものそのに寄付される。問い合わせは愛知県人会(電話=11・3241・2682)まで。