ニッケイ新聞 2009年6月23日付け
エフィジェニオ・デ・サーレス移住地の名の由来は、一九二〇年代にアマゾナス州知事を務めたエフィジェニオ・フェレイラ・デ・サーレス(一八七七~一九三九)から。マナウス市までわずか四十キロだが、入植当時は悪路に悩まされた。今では車で二十分、北上すればロライマ州ボア・ビスタ、若者には国境を越えたベネズエラも旅行先として人気があるとか。マナウスで二番目となるゴルフ場が移住地近くに建設中。
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西部アマゾン日伯協会(錦戸健会長)が発行する「西部アマゾン日伯便り」によれば、先月十七日にアマゾン日本人移住八〇周年を記念、七十人が参加したゴルフコンペが開催され、大久保マリオさんが優勝したとか。なお、八〇周年記念イベントとして展示会を開くことから、「入植時に日本から持ってきたもの」の提供を呼びかけている。文化財レベルの貴重なもの―農機具や生活雑貨―が出てくるかも。詳しくは、同協会(92・3234・7185)。
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宮城県人会(中沢宏一会長)の会館屋上で毎金曜日に開かれている「金曜親交会」の人の入りが最近不調。「食べ物の種類がマンネリで量も少ない」との不満の声も。寒い昨今、生ビールでなく、熱燗やおでんなどを売り出してはどうか。一方、月に一度、同会館地下で行なわれる「青葉祭り」。昼過ぎには、売り切れがでるほどの好調ぶり。こちらはADESC(農協婦人部連合会)の自家製品の種類が増えつつあるよう。