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ヴィルジリオ上議=犯罪組織を潰せ=前局長らを恐喝容疑で告訴

ニッケイ新聞 2009年6月24日付け

 アルトゥール・ヴィルジリオ上議(PSDB=民主社会党)は二十二日、上院本会議でアガシエル・マイア前上院事務局長とジョアン・ゾグビ人事部長を犯罪組織の結成で訴えたと二十三日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
 サルネイ上院議長に対し「議長が生き残る必要はない。生き残らねばならないのは上院。もしも議長が上院の犯罪組織を壊滅する気なら、私も手伝う」と演説。同上議によれば、前記の二人は「泥棒大学の恐喝学科を卒業。暗黙の了解で上議らを脅迫し、闇の権力を蓄積していた」という。
 「議長がこの悪党どもを追放しないなら、議長が追放される」と警告。続いてクリストヴォン・ブアルケ上議(PDT=民主労働党)が「サルネイ議長は問題解決が遅いから六十日休ませて、留守中にペリロ副議長を使って一挙に解決しよう」と提案した。