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東西南北

ニッケイ新聞 2009年6月24日付け

 結果が出なくて〃くび〃というのはどこの世界でも起こるが、ブラジルサッカー界ではより顕著だ。ブラジル選手権三連覇の偉業を達成したサンパウロのムリシー・ラマーリョ監督が、三年連続のリベルタドーレス杯敗退を理由に解雇されたのは十九日。二十三日就任のリカルド・ゴーメス新監督の責任は重大だが、同杯敗退の上、年半ばで監督挿げ替えとなったチームの士気は、二十一日の対コリンチアンス戦での敗北に表れた?
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 ブラジルでの風力発電は国内需要の一四倍の電力供給が可能と、二十三日発売の米国の科学雑誌に掲載されたが、現在総発電量の〇・三%のみの風力発電は、技術開発でもっと廉価なエネルギーになれば需要の六〇%以上をカバーするようになると国内の専門家。期待値に相当の差があるが、十一月に予定されている風力発電所建設の入札で、メガワット/時間当たり二六〇レアルの現行価格がどこまで下がるか。
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 二十二日にSpeedyの販売禁止となったのに、国家電気通信庁からの正式な通達を受けていないと言って販売を続けていたテレフォニカは、二十三日にやっと販売自粛。電気通信庁は官報記載は正式通告と同じとしており、テレフォニカへの罰金適用は避けられない様子だ。二〇〇万人といわれるSpeedy利用者が過去五年間に提出した苦情をもとに検察庁が請求する賠償金は一〇億レアルとの話も。
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 二十一日から身元確認済みの遺体の防腐処理が始まったエールフランス機事故で、仏国内紙サイトがブラックボックスの電波受信と報道したと二十三日ブラジルテレビが報じたが、同日、仏軍が報道内容を否定。電波発信が続くのもあと一週間だ。