ニッケイ新聞 2009年6月27日付け
援協事務局によれば福祉センターへの寄付が百万レアルを突破。日本円にすると約五千万円。簡単には集まらない額だ。
援協に対する期待は大きく、寄付贈呈式があるたび聞くのは、コロニアのための医療機関として「われわれが支えなくては」という声。
だが、この浄財は五百弱の個人・団体から届いたもの。単純に割ると一回の寄付が二千レと高価。金額は少なくても、もっと多くの人からの協力があってもいいのではないかと思う。
「リベルダーデばかりではなく地方を回りアピールするのも大切」と提案する声も理事の中から出てきている。
昨年パラナ式典のために九十歳の沼田信一さんらが駆け回り五十四万レの募金を集め、走行距離はなんと一万キロ以上。ここまでできなくても、幹部が地方に顔を出すのも重要なのでは。(親)