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ホンジュラス=OASが最後通牒=72時間で政権復帰通告
ニッケイ新聞 2009年7月3日付け
OAS(米州機構)は一日、ホンジュラスに対し、七十二時間以内にセラヤ大統領を政権に復帰させるよう最後通告を伝達と二日付けフォーリャ紙が報じた。OAS決定の政権復帰がないならば、同機構から同国を外す旨通告した。
OASは再度、セラヤ政権以外の政権を認めないと宣言。OASが二〇〇一年、米州に民主政治の実施を宣言して以来、初めての公式通告。
しかし、セラヤ大統領の政権復帰が果たされないなら、通告は空文になる。国連も政変を糾弾したが、臨時政権は抗戦の構えだ。セラヤ大統領は、OASが与えた三日間の最終日にホンジュラスへ帰国を表明した。
OAS通告は、セラヤ大統領に憲法改正と半永久政権を諦めさせたことで一定の効果があった。混迷していた与野党も矛を納め、ホンジュラスの政情正常化に前進があると関係者は見ている。
決め手になったのは、オバマ米大統領の政変糾弾であった。その背後には、イラン選挙の敗北をセラヤ支持で挽回という計算があった。また同国への経済支援よりも政権復帰で、民主政治順守の成果を求めたようだ。