ニッケイ新聞 2009年7月7日付け
開催まであと二週間と迫った県連主催の「日本祭り」。各県人会も自慢の郷土料理の準備に余念がない。
今年のテーマは「環境」。植樹事業のほか、会場でのゴミ分別の徹底、自動車を使わず地下鉄駅のシャトルバスでの来場を呼びかけるなどの取り組みも。
環境といえば世界的に関心が高いのがアマゾン。連想ゲームのようだが、今年入植八十周年を迎える同地コロニアを支援するブースも登場。
サンパウロ総領事館、国際交流基金は共催で三十枚ほどのアマゾン移民の写真を展示するコーナーを設ける。
ご当地トメアスーは、アサイーやクプアスーなど熱帯果実のジャムなどの加工食品やTシャツを販売。九月の式典運営に充てるとか。
地球の健康を考えるとともに、アマゾンの日本人の歴史に触れる機会となりそうだ。 (剛)