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17歳少女が連続殺人?=男性30人殺したと自供=11件については詳細話す

ニッケイ新聞 2009年7月9日付け

 六日にサンパウロ州のサンジョゼ・ド・リオ・プレットで警察に連行された一七歳の少女が、成人男性三〇人を殺したと自供し、周囲を驚かせている。
 七日付エスタード紙や八日付フォーリャ紙などによると、少女が連行されたのはバールでのケンカがきっかけで、ビンを道に投げつけた時に通りかかった警察車両の警察官に、悪者を探してくれと頼んだともいう。
 ところが、連行された警察署から別の署に移送後に始まったのは、〇六年以降、成人男性最低三〇人を同一のナイフで殺したという供述。
 七日付G1サイトによれば「拳銃を手にする勇気はないけど、ナイフなら握れる」と言った少女は、もう疲れたから「自分のためにではなく、家族のために」話すと自供し始めたと言う。
 エスタード紙には「一八歳の誕生日には良心を塞いでいた重荷から自由でいたい」ともあるが、単独または共犯での犯行は、サンパウロ州、マット・グロッソ、南マット・グロッソ、ミナスの四州で実行されたもの。一一件については被害者の住所や犯行状況などの詳細も供述しており、一二件目の事を聞こうとした時、「もう疲れた」と言って止まったという。
 サンジョゼ・ド・リオ・プレットに来て一カ月という少女は、南マット・グロッソ州のアパレシーダ・ド・タボアード出身。ヒッチハイクで移動しながら起こした殺人事件だったようだ。
 詳細供述の一一件中、確認が取れた〇六年と〇七年の事件二件は出身地でのものだったため、少女の身柄は七日夜移送され、同州市警が捜査を継続している。
 「家の娘が人殺しなんてありえない。きっと麻薬仲間を庇おうとしているんだ」と言う一方、思考が混乱する傾向があるとも供述する父親。
 二年前にゴイアス州で窃盗事件を起こし捕まったとの供述は、現地の司法当局が否定したと言う状況下、少女の脅威の自供はどこまでが真実か。
 自供内容に合致する事件記録が見つからないものもあるものの、一部の供述は実際の現場状況と一致していることから、作り話も混じっていると考える捜査官達も、捜査は継続との意向を明らかにしている。

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