ニッケイ新聞 2009年7月17日付け
今年もサンパウロ市のイビラプエラ公園で桜を楽しむ季節が到来した。十六日に公園を訪れた桜の専門家沖眞一さんから、「この一週間が見ごろ」と連絡があった。時期をずらして咲く沖縄桜とヒマラヤ桜が、今年は同時に花開いているとのこと。例年以上にお花見が楽しめそうだ。
同公園の桜は、二〇〇〇年にサンパウロ市と大阪市の姉妹都市提携三十周年を記念して植えられたもの。日本館の庭と開拓先没者慰霊碑横、池に面した遊歩道の並びに約百本が植えられている。
オイスカ・ブラジル総局とリベルダーデ歩こう友の会の有志が沖さんの支援を受けて精魂込めて管理してきたもので、今年で九年目を迎えた。