ニッケイ新聞 2009年7月18日付け
射撃の元ブラジル代表だった小田俊勝さんが六月二十日夜、糖尿病による肝臓疾患のため自宅で亡くなった。六十二歳。
広島県出身。一九七〇年に工業移住者として渡伯後、リベルダーデ区で写真店を経営するかたわら、九七年まで銃砲店「OSK」を営んだ。九四、五年に射撃のブラジル代表としてアトランタ、広島で開かれた世界大会に出場。国内の各大会で優勝を重ねた。釣具店なども経営し、最近では連邦警察への銃器再登録の書類代行業務などを行なっていた。同業務は家族が継続している。
葬儀は二十一日、ビラ・アルピーナ墓地で営まれ、同日埋葬された。四十九日法要は今月二十六日午前九時半から仏心寺(サンジョアキン街285)で行なわれる。