ニッケイ新聞 2009年7月23日付け
【共同】パラグアイ北東部のアマンバイ県で、雑貨店経営の槌田光司さん(65)が十二日に射殺された事件で、地元警察は二十一日までに、殺人などの容疑で隣接するサンペドロ県在住のエロイ・ドゥアルテ容疑者(22)を逮捕した。地元警察が明らかにした。
調べによると、犯行にはドゥアルテ容疑者ら四人が関与。犯行当日に容疑者らが槌田さん宅から逃げるのを目撃したとの証言に基づき、十六日に逮捕された。ドゥアルテ容疑者は自分の兄弟とブラジル人の犯行として容疑を否認しているという。ほかの三人は逃走中。
事件では妻の節子さん(61)も現場に居合わせ、頭に軽傷を負った。槌田さんは一九五六年に熊本県からパラグアイに移住したという。