ニッケイ新聞 2009年7月25日付け
ブラジル福島県人会(小島友四郎会長)は、二〇〇七年十月の創立七十周年記念式典の際に、知事や県議会議長から慶祝訪問を受けた答礼として、十月に県庁訪問を計画。現在、参加者を募集している。小島会長、大竹輝和副会長が二十二日に来社して説明を行った。
対象は、県人や県人子弟。毎年短期研修生十人、留学生二人を送っているほか、六十人いる青年部が活発な同県人会。次世代育成に力を入れているが、「やっぱり母県とのつながり、人と人とのつながりを続けていかないと何にもならない」と小島会長。
昨年の移民百周年では先亡者慰霊祭を行い母県からメッセージを受けた。「今年は私たちがお礼をする番」と話し、「ちょうど福島の十月は紅葉の季節。みなさん予定を合わせて一緒に行きましょう」と呼びかけている。
八月十五日まで募集。参加は実費で、現地での団体行動は一日程度。申込み、問い合わせは県人会(11・3208・8499/礎我部)まで。