ニッケイ新聞 2009年7月28日付け
サンパウロ日伯援護協会・カンポスさくらホーム(与座弘ホーム長)恒例の「カンポス桜祭り」が八月一、二、八、九、十五、十六日の六日間にわたり、カンポス・ド・ジョルドン市の同ホームで開かれる。
与座ホーム長、坂和三郎援協副会長、菅野鉄夫経営委員長、大屋昇カンポスさくらクラブ会長らが二十三日、案内に本紙を訪れた。
与座ホーム長によれば、同ホーム敷地内の桜公園にある四、五千本の桜の木は八、九日頃満開になり、見頃を迎えるだろうという。
開催時間は午前九時から午後五時。祭りでは約三十人の入居者が手作りした編み物や人形など、また、ニジマスの塩焼きやヤキソバ、それに桜の苗木も販売される。苗木は二年ほどで花が咲くという。また、日本から来伯する歌手の井上祐見さんの歌謡ショーが十六日正午から開かれる。
同祭りの収益は全て同ホーム運営費に充てられる。坂和副会長は、「みなさんどうぞいらしてください」と来場を呼びかけた。
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開催期間中の二、九、十六の三日間、会場への臨時バスが運行される。費用は往復六十レアル(援協会員は五十五レ)で、定員は各日とも四十人前後。バスは午前七時にリベルダーデの援協診療所前から出発し、帰りは午後四時に現地を出発、七時頃に地下鉄サンジョアキン駅前で解散予定。
さくら祭りや臨時バスに関する問い合わせは、援協会員課(電話=11・3385・6607)まで。