ニッケイ新聞 2009年7月28日付け
第七回YOSAKOIソーラン・フェスティバルの舞台裏。動きのチェックを行う各チーム。そこは熱気が違う。
各チームで話しを聞くと、良く聞かれるのは嶌原まさ子講師の名前。
嶌原講師は、ブラジル各地で二年間YOSAKOIソーランを指導してきたJICAシニアボランティア。特別に任期を延ばし、同フェスティバルに出席した。
鳴子の使い方や、腰を振らないなど基本的なことから教え始め、七割の出場グループの指導にあたった。
どのチームも指導を受けたことで自信がついたように見える。
しかし、「私は創作の仕方を教えただけ」と嶌原講師。振り付けや衣装は、ほとんど生徒たち自身が考えたとか。
今年は、全体的にレベルが上がり、接戦に。激しい争いの裏に、講師と生徒、双方の熱意を感じた。 (裕)