ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
スーパーの第三革命=レジの行列がなくなる
ニッケイ新聞 2009年7月30日付け
まだ試験中だが、スーパーの業務簡素化のためのRFID(ラジオ・フリークエンシー・イデンティフィケーション)方式が、近い将来現在活躍中のバーコード・システムに代わりそうだと二十八日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
これはスーパーの第三革命とみなされるもの。
工場で用意する電子チップには生産者などの情報が網羅され、商品棚の傍には、その情報を読む機械が据えられる。
一方、買い物用カートにもチップの情報を読み取る装置があり、顧客が商品を入れると、自動的に購入額を加算し、システムに伝えるため、レジでは表示された合計金額を支払うだけ。今のように商品をレジに並べて見せる必要はなくなる。
商品納品時にも梱包を開ける必要がないため、スーパーには破損と盗難防止にもなるという。