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ニッケイ新聞 2009年7月30日付け

 森光子さんから、本紙に感謝の手紙―。 舞台「放浪記」の公演二千回を記録、今月一日に国民栄誉賞が贈られた森さん。個人的に交遊がある兵庫県人会の尾西貞夫会長が本紙の関連記事を送っていた。「いつも好意的にたくさんの記事を発信していただき有難うございます」。この気の遣い方、さすがの一言。
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 田舎に行くと、よく見かける世界最大といわれる熱帯果樹ジャッカ。英語ではジャックフルーツ。さて日本語では何?答えは「パラミツ(波羅密)」。インド原産というのが頷ける名前だ。沖縄タイムスで、今帰仁(なきじん)の大城清正さん(62)の自宅で「二十六個が実った」ことがニュースになっていいる。台湾南部では栽培されているというが、沖縄ではまだ珍しいよう。
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 「農業大学だけあって食事には気を遣うよ」。入場者全員に豪華うなぎ弁当を振舞うという農大会創立三十周年記念シンポジウム。三重県人会で八月一日午前九時半から午後四時までと長丁場だが、うなぎでスタミナを付ければ乗り切れそう。東京農大から三人の教授が来伯、食料とエネルギーをめぐる最新技術の講演だけでなく、ピラシカーバ農業大学教授、大島正敬会長の講演も。
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 大相撲七月場所が二十六日に千秋楽を迎えた。ブラジル出身二力士はいずれも負け越し。今場所幕下東三十一枚目の魁聖(友綱部屋)は二勝五敗。三段目東四十四枚目の魁心(友綱)も三勝四敗と、惜しくも勝ち越しを逃した。