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インテルナシオナルが訪日=サッカー=「スルガ銀行チャンピオシップ」出場=5日、大分トリニータと対戦

日系社会ニュース

ニッケイ新聞 2009年8月1日付け

 ポルトアレグレのサッカークラブチーム「SCインテルナシオナル」が七月三十一日、大分県で行われる「スルガ銀行チャンピオンシップ2009」に出場するため日本へ向かった。同チームの訪日は、〇六年のトヨタ・クラブワールドカップに南米代表として出場し優勝を勝ち取って以来。日本時間の五日夜、日本側代表のJ1チーム「大分トリニータ」と対戦する。
 今年二回目となる「スルガ銀行チャンピオンシップ」は、前年度のJリーグヤマザキナビスコカップ優勝チームと、南米サッカー連盟(CONMEBOL)主催の国際大会コパ・スダメリカーナ優勝チームが対戦するもの。
 昨年はガンバ大阪とアルセナルFC(アルゼンチン)が対戦。守備の堅いプレーを見せたアルセルナルFCが一対〇で勝利、初代王者に輝いた。
 大分トリニータは、昨年のヤマザキナビスコカップで予選グループを二位で通過。決勝では、清水エスパルスを二対〇で下し初勝利を飾った。
 インテルナシオナルはコパ・スダメリカーナ決勝戦、エストゥディアンテス(アンゼルチン)と一対一の同点延長戦に突入。FWニウマール・ダ・シルバがゴールを決め、二対一で初優勝を果たした。
 今回の訪日メンバーは、ニウマール選手、DFのクレーベル選手らを含めた十八人。試合は五日午後七時半、大分市の九州石油ドームで開催される。
 インテルナシオナルのマーケティング担当ジョルジ・アンドレ・アヴァンシーニ理事は、ジョルナル・ニッパクの取材に対し、「〇六年のトヨタ・クラブワールドカップで、強豪FCバルセロナを破り優勝した地でもう一度プレーでき、嬉しく思う。日本での試合は良い記念にもなる」とコメントした。
 選手らは六日に帰国の途へ着く予定。