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清掃見本市が開催=年々一〇%増のビジネス

ニッケイ新聞 2009年8月7日付け

 第二十回清掃サービス見本市が五~七日にサンパウロ市のエクスポ・センテルで開催中と六日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。同部門は前年度比、一〇%増のビジネスとされる。
 出展企業は六十社、出品は三百点。数々の環境に配慮した新技術が取り込まれている。洗浄のための水使用量は八五%まで節約でき、洗剤も節約可能。短期間に自然界に吸収される洗剤もある。
 清掃用品各社は、持続可能な循環に配慮しているのが特徴。水道水に電気作用を加えることで洗剤を使わずに洗浄でき、床も滑らずに済む機械を開発した企業や、リオのキリスト像やニューヨークの自由の女神像など、世界の彫像の保守清掃を担当する企業もある。
 清掃サービス見本市は、建材見本市(UD)に次ぐ規模のイベントになると見られている。

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