ニッケイ新聞 2009年8月8日付け
サルネイ上院議長(PMDB=民主運動党)辞任を迫った野党への報復として、PMDBがアルトゥール・ヴィルジリオ上議(PSDB=民主社会党)を告発した件で、PT(労働者党)が両件の相殺を野党に打診した翌六日、上院本会議場は混乱表面化以来、最悪の日となったと七日付けエスタード紙が報じた。
野党の執拗な上院議長引きずり下ろし戦略に対し、援護射撃に出たレナン・カリェイロ上議(PMDB)が、ヴィルジリオ上議告発状に手を加え、野党恫喝と脅迫状に書き直した。
それに対しタッソ・ジェレサッチ上議(PSDB)が同上議の退場を要請。カリェイロ上議とジェレサッチ上議の罵倒へ発展。メルダ(糞)呼ばわりするに至った。カリェイロ上議の告発朗読は中断したが、第一回戦は防御したようだ。