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IBGE発表=工業の解雇底打ち=生産6月にやや回復兆候

ニッケイ新聞 2009年8月11日付け

 工業界の雇用は今年上半期、昨年同期比五・一%減で締め、IBGE(ブラジル地理統計院)が始まった二〇〇二年以来最悪と八日付けフォーリャ紙が報じた。しかし、五月から六月は僅か〇・一%に留まり、過去八カ月で最低であった。アナリストらは、工業界の解雇攻勢が終りつつあると見ている。
 IBGEは六月、工業生産に回復の兆候があるという。六カ月間の減税による景気刺激対策が効を奏し、六月の工業生産は前月比〇・二%増の結果を見せた。同期に労働時間数も、増えている。
 景況感が回復すると先ず兆候が現れるのは、時間外手当だ。八カ月にわたった時間外手当の低下が六月、〇・五%増と返り咲きを見せた。これは今年下半期の雇用回復への兆しだ。
 雇用回復といっても、景気回復ではない。金融危機によって受けた傷跡の回復が先だ。傷跡の深さは、運輸部門や工作機械、金属製品、靴皮革製品の順でひどかった。

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