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国連WFP=食糧値下がりはない=金融危機で飢餓難民が増えた
ニッケイ新聞 2009年8月11日付け
国連の世界食糧計画(WFP)は七日、食糧価格が全般に安定しているが、二〇〇八年以前に新興国市場にインフレをもたらしたときの水準より下がることはないと発表したことを八日付けフォーリャ紙が報じた。
食糧価格が全般に低下したとき、発展途上国では高騰した。これが国際経済の足かせになって、輸出や投資にも悪い影響を及ぼしているとWFPは見ている。
WFPの統計では、世界の食糧在庫は過去二十年で最低水準にある。
一方、世界銀行は、「金融危機と食糧危機が世界の低所得層に影響を及ぼし、飢餓難民を多数生み出した」と警鐘を鳴らした。「アフリカ諸国における食糧生産コストは世界水準より高いので、食糧価格の世界傾向に逆行している」と世銀総裁が述べている。